食品ロスを考える FURIFURU(フリフル)

ニュース

©2021 FURIFURU

Instagram facebook twitter

備蓄米が流通!古米の保存や美味しい食べ方まとめ

2025.02.15
備蓄米古米

備蓄米の古米はどう管理され、美味しく食べられるのか?

来月から「備蓄米」が市場に放出されることが決定いたしました。これは、政府や自治体が災害対策や食料供給の安定を目的に長期間保存しているお米のこと。一定期間が経過すると、学校給食や業務用米として流通し、家庭向けにも販売されることがあります。

では、この「備蓄米」の中にも含まれる古米はどのように保存されているのでしょうか? そして、家庭で美味しく食べるためにはどんな工夫が必要なのでしょうか? 実態を詳しく解説していきます。


備蓄米はどのように保存されているのか?

備蓄米は品質を長期間維持するため、専用の低温倉庫で徹底管理されています。その保存環境は以下のようになっています。

  • 温度15℃以下、湿度60%以下に保つことで劣化を最小限に
  • 密閉包装を施し、外気の影響を受けにくくする
  • 窒素充填や防虫管理を行い、虫やカビの発生を防ぐ
  • 玄米の状態で保存し、酸化を防ぐ

さらに、定期的に品質チェックが行われ、水分含有量や害虫の有無が厳しく検査されています。


古米の特徴と家庭での保存方法

しっかり管理されている備蓄米ですが、新米と比べるといくつかの違いがあります。

  • 水分が減少し、炊いたときにパサつきやすい
  • 古米特有の香り(古米臭)が出ることがある

こうした特徴を踏まえ、家庭で保存する際は次のポイントを意識しましょう。

冷蔵庫の野菜室で保存(15℃以下が理想) ✅ 密閉容器に入れて湿気と害虫を防ぐ精米後はなるべく早めに消費する(夏場は2週間以内が理想)

これらを守ることで、備蓄米の品質をできるだけ良い状態に保つことができます。


古米を美味しく食べるコツ

古米のパサつきや風味の変化をカバーするためには、炊き方や料理の工夫が必要です。

美味しく炊くためのポイント

水を多めに(1.1~1.2倍)
炊く前に1~2時間浸水させる
炊飯時に酒やみりんを少量加える(臭いを軽減)
ごま油やサラダ油を数滴加えてコーティングする
もち米を混ぜるとふっくら仕上がる

おすすめの料理

古米は水分を多く含む料理や、油を使う調理法に向いています。

🍚 炊き込みご飯(鶏ごぼう、ツナと生姜など)
🍳 チャーハン(油でコーティングして食感アップ)
🍛 カレー・ハヤシライス(ルーの水分が米と馴染む)
🥣 リゾット・おじや(水分をしっかり吸収してしっとり)


備蓄米の活用とこれから

日本の食料安全保障の一環として重要な役割を担う備蓄米。市場放出が進む中で、消費者が適切に活用できるかどうかがカギとなります。

適切な保存と調理の工夫をすれば、古米でも十分に美味しく食べることが可能です。また、食品ロス削減の観点からも、こうした備蓄米の有効活用がますます求められています。

備蓄米を「ただの古いお米」と考えるのではなく、「工夫次第で美味しく食べられるお米」として積極的に活用していきましょう!

 

 

一覧に戻る