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【なるほど】SDGs債が生物保全に役立つらしい

2024.07.12
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ゆうと:あかり、最近のニュースでSDGs債が生物保全に役立っているって聞いたんだけど、そもそもSDGs債って何?

 

あかり:SDGs債っていうのは、「持続可能な開発目標(SDGs)」を達成するために発行される特別な債券だよ。企業や自治体がこれを発行して、集まったお金を環境保護や社会問題解決に使うんだ。

 

ゆうと:それっていつから始まったの?

 

あかり:SDGs自体は2015年に国連で採択されたんだけど、SDGs債の発行はその後から増え始めたんだ。具体的な始まりは地域や企業によって違うけど、最近ではどんどん広がっているよ。

 

ゆうと:じゃあ、海外でも同じような取り組みがあるの?

 

あかり:うん、海外でも同じようにSDGs債が発行されているよ。例えば、ヨーロッパやアメリカでも環境保護や社会問題に取り組むために多くの企業や自治体が発行しているんだ。

 

ゆうと:でも、具体的にはどんなことに使われているの?

 

あかり:この記事によると、田んぼの水を管理して生物多様性を保全するプロジェクトがあるんだ。田んぼは稲だけじゃなくて、多くの生物の生息地にもなるから、その環境を守ることが重要なんだって。

 

ゆうと:田んぼの水を管理するって、具体的にはどんなことをするの?

 

あかり:例えば、田んぼに適切な水をためることで、魚や昆虫、鳥などが住める環境を作るんだよ。これが減ると生物多様性が失われるリスクがあるから、しっかり管理することが大事なんだ。

 

ゆうと:そういえば、私たちが学んでるフリフルでも熊本の田んぼダムの事例を紹介していたよね?

熊本の田んぼダムが注目される理由:TSMC進出と水資源保全の関係

あかり:そうだね。熊本の田んぼダムの事例では、冬季に田んぼに水を張って水資源を保全する取り組みが注目されているんだよ。これにより、地下水の涵養が進むだけでなく、多様な生物の生息環境も守られているんだ。

 

ゆうと:企業がそういうことに投資する理由は何だろう?

 

あかり:企業にとっても、持続可能な社会を作ることは長期的な利益につながるんだ。環境が良好であれば、将来的に安定した原材料供給が期待できるし、企業の社会的責任(CSR)としての評価も高まるからね。

 

ゆうと:それに自治体も関わってるってことは、地域全体で取り組んでるんだね。

 

あかり:そうだね。地域全体での取り組みが重要だから、自治体も積極的に関わっているんだ。地域の自然環境を守ることで、観光資源としての価値も高まるし、地域住民の生活環境も良くなるんだよ。

 

ゆうと:僕たち高校生ができることって何だろう?

 

あかり:まずは、こういう取り組みについて知ることが大事だよね。そして、身近なところから環境保全の意識を高めることができるよ。例えば、学校でのエコ活動や地域のボランティア活動に参加することとかね。

 

ゆうと:そうだね。この記事を読んで、もっと身近に感じられるようになったよ。これからも環境保全について考えて行動していこう。


参考:

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