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【外食のときにできる食品ロス削減】30・10(さんまる・いちまる)運動を大学生がクロストーク

2024.07.10
3010運動松本市食品ロス食品ロス削減

【外食のときにできる食品ロス削減】30・10(さんまる・いちまる)運動を大学生がクロストーク

  • 太郎: 大学3年生、サークルの幹事をよく務める
  • 花子: 大学2年生、環境問題に興味がある
  • 次郎: 大学1年生、居酒屋バイト経験あり

太郎:

「今日は30・10運動について話そうと思うんだけど、みんな知ってる?」

花子:

「うん、知ってるよ。宴会とか居酒屋で食品ロスを減らすための取り組みだよね。」

次郎:

「俺もバイト先で少し聞いたことある。宴会の最初の30分と最後の10分に料理をしっかり食べるようにするんだよね?」

太郎:

「そうそう。具体的には、宴会の始まりの30分間は料理を楽しむことに集中して、宴会の終了前の10分間は残っている料理を確認して食べきるようにするんだ。」

花子:

「なるほど、でもどうしてそんな運動が必要なの?」

太郎:

「日本では年間約472万トンの食品が廃棄されてるんだ。その一部は宴会や居酒屋で出される料理が原因なんだよ。」

次郎:

「確かに、バイトしてると宴会の後に結構な量の食べ残しを捨てることになるんだよね。それを減らすのが目的なんだ。」

花子:

「具体的にどうやって実施するの?」

太郎:

「まず、幹事が30・10運動の説明を事前に参加者に伝えることが大事。宴会の始まりと終わりにアナウンスして、みんなに協力してもらうんだ。」

次郎:

「居酒屋も協力するんだよね?店内でアナウンスしたり、ポスターを貼ったりして、参加者に意識してもらうんだ。」

花子:

「それって経済的な効果もあるのかな?」

太郎:

「もちろん。食品ロスが減ると、居酒屋のコスト削減にもなるし、消費者も無駄な出費を減らせるよね。」

次郎:

「そして、みんなが食品ロスの問題についてもっと意識するようになる。これは日常生活にも良い影響を与えると思う。」

花子:

「具体的な成功事例とかある?」

太郎:

「例えば、長野県松本市では市全体で30・10運動を推進していて、宴会時の食品ロスを大幅に減らすことに成功してるんだ。」

次郎:

「企業でもやってるところがあるんだね。大手企業のイベントでこの運動を取り入れて、食品ロスを半分以下に減らした例もあるよ。」

花子:

「私たちも次のサークルの飲み会でやってみようよ!幹事として30・10運動を説明して、みんなに協力してもらう。」

太郎:

「いいね!居酒屋のスタッフにも協力をお願いして、店内でアナウンスしてもらおう。」

次郎:

「宴会に参加する時も、自分たちが30・10運動を意識して行動することが大事だね。」

花子:

「ところで、この運動って具体的な効果はどれくらいあるんだろう?」

太郎:

「例えば、松本市での取り組みでは、市全体で推進した結果、宴会時の食品ロスを20%以上減少させたというデータがあるよ。」

次郎:

「企業の例もあるよね。ある大手企業が社内イベントで30・10運動を取り入れた結果、食品ロスが50%以上減少したんだって。」

花子:

「次のサークルの飲み会でやってみたいけど、どうやって実施するのがいいかな?」

太郎:

「幹事としては、まず事前に30・10運動を説明して、参加者全員に協力を依頼するのが大事だね。宴会開始時と終了前にアナウンスを行って、みんなに料理をしっかり楽しんでもらうようにする。」

次郎:

「居酒屋のスタッフにも協力をお願いして、店内でアナウンスしてもらうのも効果的だね。ポスターを貼ったりして参加者に意識してもらうことも大切だと思う。」

 

花子:

「例えば、松本市の担当者は『30・10運動を取り入れることで、市全体での食品ロス削減が大幅に進み、参加者の意識も高まった』と言ってるよ。」

次郎:

「企業の担当者も、『社内イベントで30・10運動を実施したことで、社員全員が食品ロスに対する意識を高めることができた』ってコメントしてる。」

太郎:

「あ、そういえば30・10運動っていつから始まったか知ってる?」

花子:

「確か、2016年に長野県松本市で始まったんだよね。市が食品ロス削減の取り組みとして提唱して、飲食店や市民が賛同して広がっていったんだ。」

次郎:

「なるほど。そういう背景があると、より取り組みやすいよね。」

太郎:

「じゃあ、僕たちも次の宴会で30・10運動を実践してみよう!」


まとめ

30・10運動は、居酒屋や宴会の場での食品ロス削減を目指した効果的な取り組みです。みんなで料理を楽しむ時間を意識して、食品を無駄にしないようにすることで、環境保護や経済的効果、意識向上に寄与します。次の宴会でぜひ30・10運動を実践してみましょう!


参考リンク

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