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【九州学院高校】SDGs授業の講師として講義を行いました

2022.01.13
講義高校

  

こんにちは、フリフルの坂口です。

1月13日の昨日、熊本市にある九州学院高校の授業にお邪魔いたしました。

九州学院高校は歴史も深く設立は明治時代まで遡ります。(すごい)

また、学校には建学の精神「敬天愛人」を至るところでみました。

“敬天愛人とは「神を敬い、人を愛せよ」との聖書の教えによるものです。
この校訓のもとで本校では知育・徳育・体育の上に霊育を施し、
「世の役に立つ善人」を育成することを創立以来の教育方針と定めています。”

また教室の黒板の上には教育目標が掲げられていて

「自分で自分を監督し、役に立つ善人となれ」

とありまさにそれを実践している生徒が集まっているなと講義を通して感じました。

最近では野球の村上宗隆選手が卒業生として有名ですが教育目標の言葉を地でいく活躍をいま見せてくれていますね。(県立の地方高校出身としては他にもカルチャーショックなシーンがたくさんありました笑。下駄箱が教室にあるのはびっくり)

九州学院高校はキリスト教に基づいた教育をされており宗教教育として下記を掲げられています。

“本校は、キリスト教を教育の基礎とし、校訓「敬天愛人」を掲げ、知育、徳育、体育の上に霊育を施し、社会に奉仕貢献できる「役に立つ善人」を育成することに努めています。
 今日、価値観の多様化する混迷の社会にあって、一番大切なことは、「心を育てる教育」を目指すべきであると考えています。
 このキリスト教の精神による教育を達成するために本校では、毎日の「礼拝」をはじめ「聖書の授業」「奉仕活動」はもちろん、キリスト教特別伝道集会など各種の宗教行事を通し、キリスト教教育を充実したものにしています。

 この世の中で、人間が生きるために一番大切なことは何を基準にして、何に価値を見いだして生きるかということではないでしょうか。
 それは、感受性の強い少年期に神の言葉でもある「聖書」に真理を見いだし、聖書を通して人間の本当の姿を知り、人間としての本当の生き方を学ぶことです。
 新約聖書にはイエス・キリストが語られた「たとえ話」が沢山あります。
 特にマタイによる福音書の「迷える一匹の羊」の話は余りにも有名です。 この話の真意は、神様が「迷える一匹の羊」、つまり無きに等しいものに大きな価値を認めてこれを大切にされるところにあります。
 誰にも認められないものが、神様の前では必要とされ、尊いもの、価値あるものとして生かされてゆくことを、この「迷える羊」の「たとえ話」は教えてくれます。
 生まれたときから重い身体障害を負うスウェーデンの歌手レーナ・マリアさんは、講演の中で「いい子になる必要はない。一人一人は、価値ある人間として創造された神の作品である」と言っています。
 聖書との出会い、キリストとの出会いを通して生きる意味を探り、豊かな心を養い、幸せな日々を過してほしいと願っています。”

 

PBL教育の課題解決テーマとして「SDGs×まちなかの空き店舗」として実践されています

講義に行く前に先月の中旬、熊本市のアーケード街で生徒のみなさんは実際に食品ロスになる野菜やロスかぼちゃで作ったかぼちゃスープ、ドーナツなどを自分たちで販売いたしました。今回の講義のきっかけは前回の販売をブラッシュアップしていく過程でマルシェをやっている&前回の野菜、スープなどを提供した立場としてお呼ばれした経緯があります。

生徒のみなさんに話したのはフリフルの事業の説明から始まり、食品ロスの現状や僕たちが感じている課題やそれに向けてどう解決していこうとしているかなどをお話しさせていただきました。

講義のあとはグループわけしたディスカッションに参加し2月に開催される次回の販売会に向けてのミーティングに混ざってお話しを伺いました。みんなそれぞれ自分ごととして捉えていて次回の課題やビジョンと相違がないか、オリジナリティがあるかなど様々な意見が飛び交っておりこちらが勉強になりました。

講義は1回だけでしたが2月に向けてまた野菜の提供など一緒にできる箇所はやっていきますので引き続き色々と学びたいと思っています。

 

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