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【2024年】夕張メロンが初競り300万円!そもそも初競り価格ってなんで高いの?
5月24日、札幌市中央卸売市場で行われた夕張メロンの初競りで、2玉が300万円という高値で落札されました。JA夕張市の舘谷代表理事組合長は、「今年も高い評価をいただき、地域の皆さんと喜びを分かち合いたい」とコメントしました。この価格は夕張メロンの品質とブランド力を示すものです。
夕張メロン初競り価格の過去10年の推移
2019年が過去最高値になった理由
2019年の初競りで夕張メロンが2玉500万円という過去最高値を記録した理由は、令和元年のスタートを祝う特別な年であったことが一因です。この年は天候にも恵まれ、最高品質のメロンが出荷されました。また、落札者のポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社が大々的な宣伝効果を狙ったことも高値の要因です (夕張市農業協同組合)。
ブランドの農産物や水産物の初競りの意味と背景
ブランド農産物や水産物の初競り価格が高値となる理由には、「ご祝儀価格」と呼ばれる習慣があります。初競りは新年や新シーズンのスタートを祝う意味合いがあり、高値で落札されることがしばしばあります。この高値は、その年の品質や出来の良さをアピールするためのものであり、地域や生産者にとっては大きなPR効果があります。
高値での落札は、ブランド力を高め、消費者の注目を集める効果があります。また、メディアやSNSで話題となり、広範囲に宣伝されることも多いです。このため、生産者や地域にとって初競りで高値がつくことは、経済的な利益だけでなく、ブランドの価値向上や知名度の向上にもつながります。
まとめ
夕張メロンの初競りで高値がつくことは、地域の農家や市民にとって大きな励みとなります。夕張市の財政難を乗り越えるためにも、夕張メロンの品質維持とブランド価値の向上は欠かせない要素です。これからも夕張メロンは、日本の高級メロンとしてその地位を確立し続けるでしょう。