規格外などで市場に流通しない「もったい ない」野菜や果物など を販売するイベント 「FURIFURU(フリフル)マルシェ」が 20日、福岡市西区小戸 の商業施設「マリノア シティ福岡」であり、 買い物客でにぎわった。
食品ロス削減と生産者支援などを目的に活動する「フリフル」 =代表・坂口龍也さ ん(36)ーが、SDGs(持続可能な開発目標)をテーマにした施 設のイベントに合わ て19日から出店。
規格より小さいジャガイモやシイタケ、猛暑による高温障書で出荷できないナシなど、生産者から仕入れた農作物を安い値段で提供した。
熊本産ニンニクを購 入した同区の大賀美 奈子さん(41)は「傷や 形がそろわないだけで 捨てられるのはもった いない。ニンニクはパスタなどによく使うのでありがたい」と話した。 坂口さんによると、 2日間で約700 kg分の食品ロスが削減できたという。同施設への出店は5回目で 「固定客もいて認知が 進んでいると感じる。もっと広げたい」と期 待を込めた。 【谷由美子】

【谷由美子記者】